一人親方

施工体制台帳、再下請負通知書に記載する安全衛生責任者名。

一人親方の場合も記載が必要なのか、また、必要な場合は誰の名前を記載すれば良いのかについて調べました。

【一人親方】安全衛生責任者とは?施工体制台帳、再下請負通知書への記載

安全衛生責任者とは、元請が設置する統括安全衛生責任者との連絡係りです。

主に以下のような役割を担います。

  • 統括安全衛生責任者への連絡
  • 統括安全衛生責任者からの連絡をメンバーに伝える
  • 安全全般に関わる調整
  • 労働災害につながる危険の有無の確認

安全衛生責任者と職長は違うのか?

安全衛生責任者と職長は兼任する場合が多いので同じものだと思っている人も多いですが、厳密には違います。

職長は、作業員への作業の段取り説明、労働災害防止のための安全管理などを行いますが、安全衛生責任者は基本的には元方の統括安全衛生責任者との連携が主になります。

ただし、現在の職長教育は安全衛生責任者教育を兼ねているものが多いので、実質

職長=安全衛生責任者

となっているわけです。

安全衛生責任者教育は、職長教育に以下の2項目を追加したものになっています。

「安全衛生責任者の職務等」、「統括安全衛生管理の進め方」

安全衛生責任者は誰の名前を書くのか?

施工体制台帳、再下請負通知書には安全衛生責任者名の記載項目があります。

一人親方の場合は、ここには自分の名前を書くことになります。

職長教育と安全衛生責任者教育の違い

職長さんが職長教育をうけることは、安衛法(労働安全衛生法)第60条により定められています。

講習時間は合計で12時間で、2日間かけて受講するものです。

そして、安全衛生責任者教育も講習を受講することが定められています。

講習時間は2項目追加され合計14時間の受講内容を2日間かけて受講します。

職長と安全衛生責任者は兼務が多いため、現在では多くの職長教育が、安全衛生責任者教育と統合された「職長・安全衛生責任者教育」になっています。

安全衛生責任者になるためには講習を受けなければならないのか?

安全衛生責任者になるための資格はありませんが、講習の受講を確認されることがあり、その修了書の添付を求められることがあります。

一人親方の場合は他のメンバーがいるわけではないので、職長、安全衛生責任者の必要性はあまりないですが、書類上では安全衛生責任者の設置は求められます。

職長・安全衛生責任者教育を受けていないと、元請によっては現場への入場を認めない場合もあるので、「職長・安全衛生責任者教育」は受けておいた方が無難です。