一人親方 建設キャリアアップシステムの必要書類とは(事業者登録編)

お役立ち情報

※この記事にはプロモーションが含まれています。

一人親方でも建設キャリアアップシステム(以下ではCCUSとも表現します)への登録が必要になってきています。

でも、手続きが結構面倒で、必要な書類も結構あります。

今回は一人親方が建設キャリアアップシステムに事業者登録する際に必要となる書類をご紹介します。

一人親方 建設キャリアアップシステムの必要書類とは

まず、一人親方の場合ですが、建設キャリアアップシステムへの登録は以下の2種類が必要です。

  • 事業者登録
  • 技能者登録

一人親方=個人事業主となりますので、この2つの登録が必要となります。

CCUSのFAQには以下の通り回答があります。

一人親方の場合は、事業者登録と技能者登録、両方が必要となるのか?

本システムでは、請負契約を結んで施工体制に事業者として登録される立場であれば、事業者登録をして頂く必要があります。

https://secure.okbiz.okwave.jp/faq-ccus/faq/show/375?back=front%2Fcategory%3Asearch&category_id=1&commit=&keyword=%E4%B8%80%E4%BA%BA%E8%A6%AA%E6%96%B9&page=1&site_domain=default&site_id=1&sort=sort_keyword&sort_order=desc&utf8=%E2%9C%93

このサイトでは一人親方は個人事業主として、工事を請け負っている人として定義していますので、上記の「請負契約を結んで施工体制に事業者として登録される立場」ということになり、事業者登録が必要になります。

事業者登録をする際に必要となる書類

実際に建設キャリアアップシステムに事業者登録する際に必要となる書類は以下となります。

事業者証明書類

事業者証明書類とは、事業を行っていることを証明する書類ですが、これは建設業の許可を取得しているかで大きく変わってきますので、以下でそれぞれ説明します。

建設業許可を取得している場合

以下いずれかの書類の写しが必要となります。

  • 建設業許可証明書(現在有効なもの)
  • 建設業許可通知書(現在有効なもの)
建設業許可を取得していない場合

以下いずれかの書類の写しが必要となります。

  • 事業税の確定申告書
  • 納税証明書
  • 所得税の確定申告書

大半の一人親方が建設業の許可を取得していないと思いますので、納税証明書や確定申告書などの提出となります。

ちなみに、所得税の確定申告書では収入金額が丸見えになるので、「収入」の「営業」の項目が1円以上であることを確認できるようにしてあれば、マスキングして問題ありません。

例1:123,456円の場合は、12345までマスキングしてOK
例2:123,450円の場合は、1234までマスキングしてOK

また、所得税の申告を電子申請している場合は、確定申告書と合わせて国税事務所から送信されてきた受領通知メールを提出します。

社会保険等の加入証明書類

次に社会保険の加入証明書です。

社会保険と言っても、健康保険、年金保険、雇用保険の3種がありますが、これは法人の場合に該当するので、一人親方の場合は適用除外のため提出不要となります。

労災保険特別加入

一人親方の場合で労災保険特別加入をしている場合は、証明書が必要です。

以下いずれかの証明書の提出が必要です。

  • 労災保険 特別加入証
  • 労災保険 特別加入証明書
  • 労災保険 特別加入申請書

以上が一人親方の場合の事業者登録時に必要となる書類でした。

技能者登録については、以下の記事でご紹介しています。

その資材・建材・道具は↓このサイト↓ならもっと安く買えますよ。

コメント